太陽光発電およびスマートエネルギーのトータルソリューションを提供する世界有数の企業Trina Solar Co., Ltd.(SH:688599)(以下「トリナ・ソーラー」または「同社」)の関連会社であるトリナ・ストレージは、2024年第1四半期のエネルギー貯蔵Tier 1メーカーに選出。2023年11月23日にBNEFが発表した、「2023年蓄電システムコスト調査」*1(以下はBNEFレポート)での、世界ストレージプロバイダー・インテグレーターの上位5社へのランクインに続き、高い評価を受けました。
*1「2023年蓄電システムコスト調査」 BNEF Energy Storage System Cost Survey 2023、
BNEF(Bloomberg New Energy Finance)は、世界の新エネルギー市場で最も信頼性のある第三者研究機関の一つであり、その報告書は長い間多くの金融機関にとって商業信用に関する重要な参考資料となっています。エネルギー貯蔵Tier 1メーカーへの選出は、直近2年間に最低でも6つの異なるプロジェクトに製品を供給したり、確約されたりしていること、各プロジェクトは1MWまたは1MWh(どちらか高い方)を超えることなどの厳しい基準を満たすことが求められます。今回選出されたことにより、トリナ・ストレージはグローバルな貯蔵メーカーでの優位性を証明しました。
また、BNEFレポートにて、世界のストレージプロバイダー・インテグレーター上位5社に選出されたことは、技術革新、製品の信頼性、融資能力、およびブランド価値におけるトリナ・ストレージへのグローバルな顧客からの信頼を表しています。
図39:2023年世界蓄電製品およびシステム統合業者の融資可能性
これからもトリナ・ストレージは、先進的な技術と製品、ローカルのプロフェッショナルチームによるサービス、優れたブランド競争力を提供し続け、効率的で信頼性の高いスマートエネルギー製品およびソリューションを通じて、世界中のエネルギー転換をサポートしてまいります。
314Ahの電池セルと5MWhの蓄電システム
BNEFレポートにおいて、技術力は大切な評価基準の1つです。調査結果では、トリナ・ストレージの最先端技術の一例として、314Ahの電池セルと5MWhの蓄電システムが取り上げられました。
314Ahの電池セルと5MWhの蓄電システムはトリナ・ストレージの最新製品です。自社開発の314Ahリン酸鉄リチウム電池セル(第三世代)は、10000回サイクル以上の使用にも耐える電池サイクル寿命を誇り、安全性の構築、エネルギー密度の向上など、多岐にわたるニーズへの最適化を実現します。この314Ah電池セルを搭載する産業用蓄電システム「Elementa(エレメンタ)」(第二世代)は、20フィートの単一ユニットで5MWhの蓄積容量もあり、高い投資効率性のうえ、高い安全性と柔軟性を特長としています。
■トリナ・ストレージについて
トリナ・ソーラーは2015年からエネルギー貯蔵について研究を進め、ストレージ事業を立ち上げました。そして2021年から電池セル・製品・ソリューションという垂直統合型のBESSソリューションプロバイダーとポジションを明確にしました。現在、トリナ・ストレージはグローバルにおいて、100以上のパートナーと事業連携があります。交渉中のプロジェクトが10GWh以上、完工プロジェクトは4GWhあり電池セル、蓄電システム、家庭用蓄電などのコア製品において業界をリードする研究開発・製造能力を有しています。研究開発においては、トリナ・ストレージは蓄電池研究所、電力エレクトロニクス技術研究開発センター、蓄電工学技術センター、デジタルエネルギー研究所という4つ研究開発プラットフォームを設立し、アメリカUL、ドイツTÜV SÜD、中国CNASなどからの認証取得済み。製造面においては、中国国内の安徽省滁州、江蘇省塩城に拠点を配置し、スマートスーパーファクトリーを構築することで、製品の量産と効率的なデリバリーを保証しています。
▽ トリナ・ソーラー(SH 証券コード:688599 )について
トリナ・ソーラーは、太陽電池モジュール、ソリューション、サービスのグローバルリーダーです。1997年に太陽光発電システムのインテグレーターとして設立されたトリナ・ソーラーは、現在、世界中のEPC、施工業者、販売店、電力会社、開発者と共にスマートエネルギーを推進しています。同社は、卓越した技術革新、優れた製品品質、垂直統合能力、そして環境への配慮により業界をリードしています。