【常州(中国) 8 月26 日PR Newswire】太陽光発電およびスマートエネルギーのトータルソリューションを提供する世界有数の企業Trina Solar Co..,Ltd. (以下「トリナ・ソーラー」または「同社」)は、2020 年半期決算報告書を発表しました。同報告書は、PV 製品と PV システムの売上の急増を示しており、長年にわたる運用経験と効果的なリスク管理メカニズムの結果であると同社は考えています。トリナ・ソーラーの2020 年上半期の総収益は、前年比 16.56%増の125 億 5000 万人民元に達し、上場企業である同社株主に帰属する純利益は、前年比 245.81%増の 4 億 9300 万人民元に達しました。
トリナ・ソーラーの会長兼 CEO である高紀凡(Jifan Gao)は、本年前半に Covid-19 によって引き起こされた世界的な経済不況にもかかわらず、同社及びその他の大手グローバル PV 企業は成長を遂げたことを指摘し、「中国の PV 産業は、超高効率時代に入って飛躍的な成長を続けています」「卓越した持続可能な開発能力を備えた企業や、世界的な PV 市場のリーダー企業は繁栄しています。超高効率時代への道を開いたトリナ・ソーラーでは現在、利益をさらに押し上げるために高度な生産設備の投入と革新的テクノロジーの製品への適用を強化することを計画しています」と述べました。また、お客様が同社事業の中心であり続けることから、同社は「お客様のためにより多くの価値を生み出すと共に、ステークホルダーにさらに大きな利益をもたらすべく、製品とサービスの質を絶えず向上させる所存です」と話しました。
革新的で技術的なブレイクスルーがコア競争力を実証
2020 年上半期、トリナ・ソーラーは研究開発に 8 億 6,000 万人民元を投資しました。同社は、発明特許 310 件を含む 852 件の特許を蓄積しており、高効率セル、高出力モジュール及びスマート・トラッキング(太陽光追尾式)架台のための高度技術の研究開発への投資を一貫して維持することにより、最先端技術の開発に重点を置きつつ、同時に大量生産設備の改善も継続しています。
太陽電池については、同社は、ドイツのISFH CalLab による第三者試験を実施し、PERC セルで23.39%の変換効率を確認しました。この PERC セルは、標準的な工業用装置で製造されたものであり、その時点で国際的なISO/IEC 17025 規格に合格した最高効率の産業用PERC セルとなりました。トリナ・ソーラーはPERC セル技術の大規模生産における業界のリーダーであり、新設された当社の PERC 生産ラインのセルの変換効率は平均 22.8%〜22.9%です。トリナ・ソーラーの HJT(Heterojunction technology:超高効率ヘテロ結合技術)セルは、大量生産において 23.8%以上の効率を達成しており、HJT 製品が間もなくTüV 認証を受けて発売される見通しです。トリナ・ソーラーの TOPCon(トプコン:量産型トンネル酸化膜パッシベーションコンタクト)高効率セルは、実験室において 24.58%を記録しており、量産におけるバッチの最高平均効率は 23.8%に達しています。
PV モジュールに関しては、トリナ・ソーラーの高出力モジュール製品 Vertex シリーズは、210mm シリコンウエハ、高密度実装、マルチバスバー(MBB)技術など、将来を見据えた様々なイノベーションを採用しており、同社は超高出力時代への道をリードする業界の最前線の地位を維持しています。サプライチェーン内およびその周辺の同社の各パートナーは、関連する生産設備を既に完備しています。
PV システムについては、業界をリードする出力 500W 以上の超高出力モジュールを搭載した新しいTrinaPro Mega ソリューションを発売しました。これは単位価格の削減を確立し、部品の互換性の向上、システムコストの削減、コンピューター制御がより進んだサービスなど、発電所の運用益を更に増大さ せることになると予想されます。トリナ・ソーラーは、既に電気製品および電子製品のテストラインに加えて、屋外での経験的モデル・アプリケーション・プラットフォームを確立しており、AC バージョンおよびモジュール・ストリング・バージョンのTCU/NCU スマート・トラッキング・コントローラーの小バッチ生産と製品テスト検証プロセスを完了しています。これら2タイプは、さまざまな架台に対応し、それぞれ9 月末と 12 月末の発売を予定しています。
世界的ブランドと世界展開により不況にもかかわらず、成長を達成
トリナ・ソーラーは、世界的なブランドと世界規模の事業展開により、2020 年上半期の Covid-19 の衝撃にも耐え、生産および物流へのパンデミックの影響を克服しただけでなく、いくつかの市場領域においてマーケット・シェアをさらに拡大しました。2020 年上半期、当社はモジュールの総出荷量 5.84GW(2019 年同期比 37%増)を達成しました。2020 年 2 月には、世界初の出力 500W+モジュールである Vertex の発売によって同社は新たな市場への躍進を遂げ、7 月には、600W+モジュールの採用により更に前進して、業界の 600W 時代入りをリードしました。上半期報告書の発表日までに、Vertex モジュールの注文は既に 1GW 相当に迫っていました。同社の TrinaPro 事業は、急速かつ着実な成長を示し、昨年同期比を 100%以上上回る 882MW を全世界で納入しました。
同社はまた、世界有数の代替資産管理会社TPG グループの一部であるThe Rise Fund と、合計約7 億ドルに相当する総事業規模 1GW のプロジェクト契約を締結しました。同社の中国国内の発電所システム事業は着実な成長を続けており、報告対象期間中に受注した太陽光発電の価格入札プロジェクトと価 格パリティプロジェクトは、1GW 相当近く(前年比 25%以上増)に上ります。
全世界の先進生産設備と事業展開のさらなる拡大
業界において、トリナ・ソーラーは、大型セルをベースにした超高出力モジュール製品の積極的な提案 者であり、大型セル用の大規模な先進モジュール生産設備に関してその優位性を理解してもらうことを目指しています。当社は、2021 年末までにセル総生産能力が約 26GW になると予測しており、そのうち大型の210mm セルが約70%を占めると見込んでいます。2020 年後半以降に建設予定のモジュール生産設備はすべて超高出力モジュール用であり、モジュールの総生産能力は、2020 年末までに約 22GW、2021 年末までに約 50GW に達すると予測しています。
同社はまた、大型高効率セルおよびモジュールの分野において業界をリードする優位性を、「600W+ 太陽光発電オープンイノベーション・エコロジカルアライアンス」に基づくサプライチェーンの上流と下流の相互のつながりを促進して「サプライチェーン」から「バリューチェーン」への転換を加速するための計画とさらに統合することを目指しています。グローバルブランドと流通ルートの強みに加えて、先進モジュール製品の生産能力と、オープンイノベーション・エコアライアンスにおける各企業の調整の取れた開発を活用することにより、トリナ・ソーラーでは、お客様に最大の価値を提供するために、さらに価値の高 い統合ソリューションと卓越した専門サービスをお客様に提供する準備が整っています。
▽ トリナ・ソーラー(SH 証券コード:688599)について
トリナ・ソーラーは、1997 年に創立された太陽光発電およびスマートエネルギーのトータルソリューションの世界有数のプロバイダーです。同社は、太陽光発電関連製品の研究開発、製造および販売、太陽光発電所の開発、EPC、O&M、スマートマイクログリッド、マルチエネルギーシステムの開発および販売、ならびにエネルギークラウドプラットフォームの運営管理をおこなっています。2018 年にトリナ・ソーラーはエネルギーの IoT ブランドを立ち上げ、中国国内外のトップ企業や研究機関と共同で、Trina Energy IoT Industrial Development Alliance を設立し、New Energy IoT Industry Innovation Center を設立しました。パートナーのみなさまと共にエネルギーIoT のエコシステムを構築し新エネルギーの IoT の革新的な基盤作りをするために全力で取り組んでいます。2020 年 6 月 10 日、トリナ・ソーラーは上海証券取引所科創板(Sci-Tech innovation board)で A 株を新規発行し、「スター・マーケット」という名称でも知られる上海証券取引所科創板に上場した最初の太陽光発電関連製品・システム、および、スマートエネルギーの企業となりました。
詳細については、http://www.dgfurong168.com/jp をご覧ください。
【本件に関するお問合せ】
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 プレス担当:春日(マーケティング)
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