大阪南港に国内最大7.5MWの屋根上メガソーラーを建設
- 17/02/23
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大型物流施設を展開するESR(東京都港区)は、大阪市住之江区に建設する「レッドウッド南港ディストリビューションセンター」の屋根上に出力約7.5MWのメガソーラーを建設すると発表した。1サイトにおける屋根上太陽光の出力規模としては、2018年の竣工時点で国内最大になるとみられる。
トリナ・ソーラー製の両面ガラスパネルを採用(出所:日経BP)
同センターは、延べ床面積12万m2と15万m2の2棟からなる。4階建てで各階に通じるランプウエイ(傾斜路)を備える。1棟目は2016年11月に完成済みで、屋根上に約3.5MW太陽光パネルを設置した。2棟目は2018年2月末に完成予定で、屋根上に約4MWパネルを設置する。
両棟に設置する太陽光パネルは合計で2万8160枚、7.462MW、連系出力は6.5MWに達する。系統連系は2棟目屋根上のパネル設置の完成を待って、合計6.5MWを同時に接続して売電を開始する。買取価格は32円。
太陽光パネルは、トリナ・ソーラー製の「フレームレス両面ガラスモジュール DUOMAX※」(60セル・265W/枚)を採用した。同製品は裏面の保護部材に、通常の樹脂製バックシートではなく、ガラスを使用している。表のカバーガラスと合わせ、太陽電池セル(発電素子)をガラスで挟んだ構造になる。両面とも物性の安定した無機材料のため、片面が有機材料の場合に比べて耐久性で優位になる。
ESRは、日本、中国、韓国の3カ国で、延べ床面積の合計で350万m2の物流施設を建設・運営している実績がある。日本では、大阪南港の施設を含め、複数サイトで建設を進めている。(日経BPクリーンテック研究所)
※2021年末現在、トリナ・ソーラーでは、DUOMAXTwinおよびVertexシリーズの両面ガラスモジュールをご提供しており、これらはすべてフレーム付きとなっています。
バックシートを使用しない両面ガラス両面発電モジュールDUOMAX TwinやVertexシリーズの両面ガラス両面発電モジュールは、塩害、高温多湿、アンモニアなどの環境で高い耐久性と高パフォーマンスを発揮します。メガソーラー、ソーラーシェアリング、カーポートなど幅広い用途も特長です。製品については、こちらをご覧ください。
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