太陽光発電関連製品とスマートエネルギーのトータルソリューションを提供する世界有数の企業Trina Solar Co.,Ltd.(以下「トリナ・ソーラー」または「同社」)は、2020年11月27日(金)、パワーコンディショナ、ソリューションプロバイダーを主とする企業との共催オンラインセミナーに登壇者として参加しました。トリナ・ソーラーの住宅・商業・産業の屋根上設置向けの最新製品「Vertex(バーテックス) S」を紹介したほか、参加企業との対談などを行いました。
この共催セミナーでは、トリナ・ソーラーの大型太陽光発電所向けのVertex 550W/600W の超高出力太陽電池モジュールと、高電流化に対応するファーウェイ製パワーコンディショナ、住宅・商業・産業用途の405W+の「Vertex S」の日本初発表およびVertex Sと最適な相性のファーウェイ製パワーコンディショナを対談形式で紹介。また両社のソリューションプロバイダーによりトリナ・ソーラー製パネルとファーウェイ製のパワーコンディショナが採用された羽田空港国内貨物上屋太陽光発電所(自家消費)の東地区での施工状況が録画で、また、既に完成した西地区の運用状況がライブで、このプロジェクトのEPCのコメントと共に紹介されました。
トリナ・ソーラー 新製品「Vertex S」について
Vertex Sは、2020年2月に発表した210㎜の大型セルを採用した「Vertex」シリーズの住宅・商業・産業施設用途向け新製品です。2020年11月6日に全世界に向けて発表し、この度のオンラインセミナーにて、日本で初めて紹介することとなりました。Vertexシリーズに小型サイズ、軽量なVertex Sが加わったことにより、柔軟な設置輸送の利便性、環境への配慮などの部分が強化されました。
このVertex Sには、以下の3つの大きな特徴があります。
- 高出力・高効率
Vertexシリーズの一つである本製品は、最大出力405W、最大変換効率は21.1%以上を誇ります。トリナ・ソーラーの従来品であるHONEY M(以下、「従来品」)の158mmセルモジュールと比較すると、60W以上高い出力を発揮します。つまり、同面積に25年間設置した場合の発電量は、HONEY Mよりも23%、の60,400kWhも多く発電できることになります。
- 高い信頼性と長い保証
Vertex Sは、従来品と比べて初年度劣化、年経年劣化ともに少なく、さらに12年保証であった従来品と比べ、Vertex Sは15年の保証となっています。
- 積載効率を上げる軽量モデル
従来品と比べ軽量であることも特徴です。コンテナの積載量で比較すると、158mmや166mmセル採用の従来品の積載量が780であるのに対し、Vertex Sは936枚積むことができ、CO2の排出量削減にも繋がる環境に優しい製品です。
Vertex Sは、シルバーフレーム採用のDE09、ブラックフレームおよびブラックバックシート採用の美しい見た目にこだわったブラックDE09.05、ブラックフレーム採用のDE09.08、合計3種類のラインナップをとりそろえています。2021年第1四半期に量産を開始し、2023年には年間生産能力15GWを目指しています。
▽ トリナ・ソーラー(SH 証券コード:688599)について
トリナ・ソーラーは、1997 年に創立された太陽光発電およびスマートエネルギーのトータルソリューションの世界有数のプロバイダーです。同社は、太陽光発電関連製品の研究開発、製造および販売、太陽光発電所の開発、EPC、O&M、スマートマイクログリッド、マルチエネルギーシステムの開発および販売、ならびにエネルギークラウドプラットフォームの運営管理をおこなっています。2018 年にトリナ・ソーラーはエネルギーの IoT ブランドを立ち上げ、中国国内外のトップ企業や研究機関と共同で、Trina Energy IoT Industrial Development Alliance を設立し、New Energy IoT Industry Innovation Center を設立しました。パートナーのみなさまと共にエネルギーIoT のエコシステムを構築し新エネルギーの IoT の革新的な基盤作りをするために全力で取り組んでいます。2020 年 6 月 10 日、トリナ・ソーラーは上海証券取引所科創板(Sci-Tech innovation board)で A 株を新規発行し、「スター・マーケット」という名称でも知られる上海証券取引所科創板に上場した最初の太陽光発電関連製品・システム、および、スマートエネルギーの企業となりました。
詳細については、http://www.dgfurong168.com/jp をご覧ください。